小さくても重要な役割を担う副腎とは?

内分泌代謝を考えた時、とても重要な役割を果たしていると言われているのが副腎です。副腎は一般の方には、その名前さえ知らない。名前は知っているけれど、どこに位置しているのか分からないという方がほとんどではないでしょうか。

とても恩恵を受けている重要器官であるにも関わらず、マイナーな器官である副腎の働きや担っている役割について、ここでは紹介していきましょう。

副腎はどこについている器官なのか

まずは副腎の位置です。副腎は、腎臓上にちょこんと乗るような形でくっついている器官になります。その大きさは、長さが2.5センチ程度、幅も2センチ。更に厚みも0.6センチ程度と個人差はあるものの非常に小さな器官になります。

イメージで言えば、ナスの本体が腎臓だとすれば、ヘタの部分がこの副腎になります。更に特徴としては、腎臓も副腎も左右に二つあるのですが、その形が左右で違っているという点。女性の方が男性のものよりも大きいという特徴があります。

副腎から出されているホルモンは?

副腎は、前述にある通り、とても小さな器官です。重さもたったの5グラム程度しかないとされています。しかしながら、内分泌代謝である様々なホルモンの分泌を行っており、生命活動には欠かせない器官の一つとされているのです。

副腎で生産されるホルモンとしては、アドレナリンとノンアドレナリンと言われています。スポーツ選手などであれば、ご存知のアドレナリンですが、闘争本能を掻き立てたり、やる気スイッチを入れるもの。

逆に危険を回避するために、逃げることを選択したり、行動する時に使われるホルモンと言われています。

また、皮膚科に掛かっている方などは副腎という言葉を耳にすると思いますが、それは、副腎皮質から分泌されるステロイドホルモンが塗布薬や内服薬に使用されているからです。

沢山のホルモンを分泌することによって、炎症を抑制する。血糖値のコントロールや胃酸を調整すること。血圧や脈拍を管理すること。ストレスや緊迫した状況が起こった時の対応など副腎から出されているコルチゾールというホルモンによって、生命活動における様々な役割を果たしてくれている重要な器官なのです。